2021年01月17日
ランナー王国時代の王家ゆかりの寺『ワット・スアンドッグ』
ランナー王国時代の歴代の王族たちの遺骨がたくさんの白い仏塔に安置されていることで有名な『ワット・スアンドッグ』に、9日(土)行って来ました。
チェンマイの発展の歴史は、13世紀後半にタイ北部を支配し、1296年4月12日にランナー王国のメンラーイ王が旧市街に都を築いたのが始まりです。最盛期にはタイ北部はもとより、ビルマやラオスの一部も領土に治めていました。しかし、その後、ランナー王国は南のスコータイ王朝やビルマ、アユタヤ王朝、バンコク王朝などの政争に巻き込まれ、一時は崩壊状態に陥ったこともありました。しかし、1939年にタイ国に編入されるまで、どうにか独自の地位を保ち続けていきました。
このお寺はランナー王朝6代目クーナ王により1383年に建立され、旧市街から西側にあります。
『ワット・スアンドッグ』のスワンは庭、ドークは花という意味のタイ語で、クーナ王の花園がこの場所にあったことに由来します。
本堂の中は荘厳な装飾が施されています。
祭壇にはさまざまな大きさの仏像が安置されています。
その後ろに背の高い立像の仏像が背中合わせにあります。
仏像のそばでは、僧侶が水掛けをしていました。
紙幣をタンブン(寄進)しています。
本堂から後ろ側には、自然豊かな境内があります。
境内には、僧侶の大学もあります。
このお寺には、ベジタリアン料理で有名な食堂が境内の奥にあります。営業時間は8時~16時で、水曜日と仏教休日は休みです。
黄金色の仏塔です。
歴代の王族たちの遺骨が安置されている多数の白い仏塔があります。
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onaga1951 at 00:59│Comments(0)│未分類