チェンマイの面白い観光名所『3Dアートミュージアム』(4)続・仏誕節前夜の『ドイステープ山登り儀式』

2016年05月28日

仏誕節前夜の『ドイステープ山登り儀式』


タイ仏教の重要行事『仏誕節(ワン・ウィサカブーチャー)』が今年は5月20日(金)に行なわれました。チェンマイでは前日の19日の夕方ごろより、チェンマイの人々が歩いてドイステープを登る『クンドーイ』という習慣があります。夜のうちに山を歩いて登り、ワット・ドイステープの朝の読経に参列するもので、毎年大勢の人々がお参りします。その前夜の7時からは、その儀式がクルーバー・スィーヴィチャイ像が祀られて場所で行われました。

私は19日(木)の夕方、チェンマイの中心街からチェンマイ大学まで赤いソンテウに乗って行きました。料金は100バーツ(約350円)でした。いつもは40バーツですが、その日は特別料金でした。
一緒にソンテウを乗っていた少年僧です。後ろがチェンマイ大学です。
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車やオートバイはチェンマイ大学までで後は歩いて山を登らなければいけません
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夕方ですが、すでに大勢の人々が山にあるワット・ドイステープを目指して歩いています。
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ファラン(白人)も参加していました。
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食べ物やお花などの路上販売が立ち並んでいました。
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タイのマスコット人形も応援しています。
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食べ物や飲み物も無料で配られています。
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山の麓にある動物園の前にもチェンマイで最も尊敬を集めているクルーバー・スィーヴィチャイ(右)が祀られています。
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そのそばで僧侶にタンブン(寄進)をして、水掛けをしてもらっています。
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動物園を通ると、ワット・ドイステープまでの山道約11kmを歩きます。
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動物園から少し山道を歩くと、左手に黄金色のクルーバー・スィーヴィチャイの像が祀られてます。
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大勢の人々がクルーバー・スィーヴィチャイの像にお参りしています。
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『ワット・ドイステープ』は、正確には、ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ と言います。標高1080mのステープ山にある寺院で、チェンマイで最も有名な観光名所で、1383年にランナー王国時代のクーナ王が建立されました。昔は信心深く、体の強い者のみが熱帯の深い森の中を最低5時間かけて登り、この寺院に参拝していました。お寺にお参りすることはまさに困難でした。そこで有名な高僧、クルーバー・スィーヴィチャイ (1878-1938)に助けを求めたところ、彼の呼びかけで国中から一日3,000人~4,000人が道づくりに集まり、5カ月と20日で道路を完成させたそうです。


銅像の隣の建物にもクルーバー・スィーヴィチャイが祀られてます。
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そこにも大勢の人々がお参りしています。
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これから、お花、お線香、ロウソクの3点セットを持って、お参りします。
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onaga1951 at 08:17│Comments(0)行事 

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