2012年10月
2012年10月31日
2012年10月29日
2012年10月27日
2012年10月25日
チェンマイの菜食週間
アパートの近くに住んでいるタイ人からギンジェーだから、お寺に行けば、
無料で料理が頂けると聞いて、夕方に見に行きました。そこには、大勢の人が
料理を頂いて、ここで食べたり、家に持ち帰ったりしていました。
菜食週間とは、タイでは、旧暦9月1日からの9日間は、『齋(ジェー)』と呼ばれる菜食期間と
なっています。これはもともと、観音さまを信仰する中華系仏教徒の殺生を慎むための習慣
でしたが、最近ではタイ人全体に広まっています。今年は、10月15日から23日がジェーに
あたります。そして肉はもちろん、タバコやお酒なども控え、身を清めていく期間です。
ワロロット市場でも惣菜屋は、黄色の中に齋の赤色の旗を掲げていました。
ナイトバザールの北端にあるウッパクットのお寺でも無料菜食食堂が開かれていました。
菜食週間は、今年は、10月15日から23日までの9日間行なわれました。
チェンマイでもあちらこちらで無料菜食食堂が開かれ、このお寺でも大勢の人が訪れました。
2012年10月23日
地元スピーチクラブのエンターテインメントショー
知人のタイ人に誘われて、演劇を見に行きました。それは、地元チェンマイのスピーチ
クラブの 人々が昔の物語を題材にお芝居をしていました。
堂々とした演技や華麗な民族衣装は、素人芝居とは、思えないほどでした。
このスピーチクラブは、毎週水曜日PM2時からPM5時まで、ホテルの部屋を借りて、
スピーチの練習をしています。いつも30名は、集まるそうです。チェンマイには、
あと1つ同じようなスピーチクラブがあり、英語スピーチクラブもあるそうです。
このエンターテインメントショーには、デイ・エンプレスホテルに300名以上の観衆が集まりました。
今回出演するファラン(白人)は、タイ人の奥さんともっとコミュニケーションをとりたいために
クラブに入会しました。
最初にスピーチクラブの会長が開会の挨拶をしました。
続いて、歌や踊りが披露されました。
次の出番を待つ華麗な衣装を着た女の子。
歌や踊りを披露したメンバーが表彰されていました。
演劇が始まる前に、スクリーンで配役の紹介がありました。
このお芝居は、ラーマ2世が書かれた『サントーン』(金の大きい貝)の5幕目です。
この5幕目は、仲の良いタイ国王と王妃には、年頃の7人の娘がいますが、
誰も嫁いでいないのが悩みです。
それで、外国から王子を招待して、見合いをさせます。
7人の王女のうち6人は決まりましたが、末娘だけは決まりませでした。
国王はタイ国内から花婿を募集しました。末娘が選んだのは、黒いマスクをした男だったのです。
国王をはじめ皆が反対しましたが、末娘の気持ちが変わらないので、
国王は魚釣りや羊捕りなどで1番になったら、結婚を許すことを約束します。
黒いマスクの男は、妖術を使い、全て1番になったので、国王夫妻は心配です。
黒いマスクの男は、国王夫妻に心配をかけないように、妖術を使って、
元の凛々しい 青年に戻りました。黒い仮面の姿は、偽りの姿だったのです。
本当は、ある国の王子でしたが、産まれる時に、大きい貝の中にいました。
それを不吉に思われて、捨てられます。
その赤ん坊は、鬼女に救われて、鬼女から妖術などを教えられて、成長していきます。
大きくなると、鬼女が人間を食べることを知り、怖くなって、鬼女の元を去ります。
その後、国王の花婿に応募して、妖術を使って、末娘の王女と結婚をします。
それから、花婿は、自分を捨てた父親が自分を探してことを知り、故郷へ帰り、
そこの国王になったそうです。
この物語は、タイ人なら、誰でも知っている昔話です。
その物語には、末娘の王女と黒いマスクの男との結婚を皆が反対をしました。
そのことを通して、人は見かけではなく、中身で判断しなさいという教えが込められています。
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