2015年06月
2015年06月30日
チェンマイのお寺の『特別タンブン儀式』
旧市街から南側にあるワット・ヤーングアンで特別タンブンの
儀式があるので、昨日(29日)の午前中に見に行きました。
そのタンブン儀式は境内の工事中の建物のためのタンブン
(寄進)でした。
タンブンの「タン」の意味は「なす、行う、する」で、「ブン」はパーリ語
(上座部仏教の聖典で使用されている言語)で「プンニャ」と言い、
意味は「福・善・福徳、功徳」です。すなわち、「タンブン」とは、
「福徳をなす、善を行う、功徳を積む(こと)」の意味になります。
そのタンブンはいろいろな機会に行われます。
誕生日のタンブン。
結婚のタンブン。
葬式のタンブン。
新築のタンブン。
開業のタンブン。
仏教で重要な日のタンブン。
新年のタンブン(ソンクラーン)、等々です。
この特別タンブン儀式は境内の工事中の建物のためのタンブンで、
1万バーツ(約4万円)をお供えします。
ワット・ヤーングアンは旧市街から南側にあるガートコム市場の近くにあります。
左側にある建物は工事中で、今回の特別タンブンのお金がその費用として使われます。
こちらが工事中の建物です。
本堂では、私が行った時には既に始まっていました。
本堂の奥には、大きい仏像が安置されていました。
僧侶の読経が行なわれていました。
その間、参列者は合掌していました。
本堂の外側では大きいテントの中で、大勢の参列者が合掌していました。
参列者は白い聖糸を頭に巻いたり、手に持ったりして、合掌していました。
そのようにすれば、長寿と幸せが来ると信じています。
そのようにすれば、長寿と幸せが来ると信じています。
儀式が終わった後は、僧侶が食事をしてから、参列者にも食事が振る舞われました。
大勢の参列者なので、大きなフライパンで料理を作っています。
大勢の人々が食べるので、すぐに無くなり、
次の料理が出来るのを待っている人々です。
境内では、伝統楽器で演奏も行なわれていました。
婦人の皆さんの伝統舞踊も行なわれていました。
紙幣を綺麗に飾り付けしたお供え物を真ん中にして記念撮影です。
他のブログを見たい方は、クリックしてください。
2015年06月28日
チェンマイの中心街は『中国語氾濫』!
日本では中国人観光客の爆買い、マナーの悪さは、
話題になっていますが、チェンマイでもガイドブックに
載っている有名な観光地には、大勢の中国人が押し
寄せています。チェンマイ中心街では、ゲストハウスや
マーサッジ店、旅行社の中国語の看板が増えただけで
なく、あらゆる分野に及んできています。
タイ政府観光庁(TAT)の発表によれば、今年2015年1~5月
の訪タイ国別外国人は前年同期比で24.7%増の1244万9000人。
国・地域別では、中国人が327万4000人と最も多く、
次いでマレーシア人が139万7000人、第3位が日本人で
57万5000人、第4位が韓国人で54万7000人、第5位が
ラオス人で45万9000人などとなっている。
タイ人の中国人観光客に対する印象は、「失礼」「大声で騒ぐ」
「ごみをポイ捨てする」「道端に痰を吐く」などです。
評判はものすごく悪いですが、経済的効果を期待して、
我慢をしています。
チェンマイの中心街では中国語が目立つようになっています。
旅行会社の掲示板です。
マーサッジ店も中国語が増えてきました。
ゲストハウスにも。
両替屋も。
お土産屋でも。
バッグのお店にも。
薬局までも。
一般のタイ食堂にも。
屋台のコーヒー店でも。
タイボクシングの試合会場にも。
ニューハーフショーの看板も。
ゴーゴーバーの看板も。
コンドミニアムの投資物件の宣伝にも。
旧市街の聖地『3人の王様像』の前でも。
高く聳える仏塔で有名なワット・チェディールアンにも連日、
大勢の中国人が訪れます。
他のブログを見たい方はクリックしてください。
2015年06月26日
タイ人の『一周忌法要』
タイ人の一周忌法要が一昨日(24日)の午前中に、
ターペー門前広場の近くにあるワット・マハーワンで
行なわれるので、参列いたしました。
この法事は、私が週2回通っているマーサッジ店オーナー
この法事は、私が週2回通っているマーサッジ店オーナー
であるソムポーン先生の奥さんの一周忌法要でした。
ワット・マハーワンはターペー門前広場から東側にある
ターペー通りの約100m先の右手にあります。
このお寺の境内にソムポーン先生が経営しているマーサッジ店があります。
その日の午前中は、法事のため休店でした。
このマーサッジ店は、上手で安いので有名です。
このお店は、タイマッサージは1時間140バーツ(約560円)です。
チェンマイの1時間の相場は200バーツ(約800円)です。
このお店はトクセン(タイ北部に伝わる木槌を使ったマッサージ)も
しています。この料金は1時間200バーツ(約800円)です。
旧市街の南側から外に出ると、ウアライ通り(サタデーマーケットで有名)
旧市街の南側から外に出ると、ウアライ通り(サタデーマーケットで有名)
があります。この通りにも同じ店があります。
この2ヵ所でマッサージも教えています。その中には、日本人も勉強しています。
この2ヵ所でマッサージも教えています。その中には、日本人も勉強しています。
マーサッジ店の前には、タイ古式マッサージの創始者シバゴ像があります。
タイ古式マッサージの起源と創始者シバゴ
タイ古式マッサージの起源を遡ると2500年前のインドに行き着きます。
タイ古式マッサージの起源を遡ると2500年前のインドに行き着きます。
北インドのビンビサーラ王に仕えていたシバカ・クマールバッカ(通称シバゴ)
というインド人医師がタイ式マッサージの創始者と言われています。
シバゴ.はブッダと親密な交流があった人物で、ブッダが中心となって形成
されていた仏教僧集団、サンガの筆頭医師でした。彼はマッサージによる
手法だけではなく、ミネラルやハーブなどの薬草を使用した癒しの力も後世
に伝えています。2500年の月日が流れた今日でもタイではシバゴを
『医学の父』と呼び畏敬の念をいだいています。
この法事は、本堂で行なわれました。
仏教国タイでは一般的に家庭内に仏壇はありません。
(故人の写真はあります。) また、風葬の為にお墓もありません。
(故人の写真はあります。) また、風葬の為にお墓もありません。
ソムポーン先生と亡くなられた奥さんの写真です。
ソムポーン先生が仏像にロウソクをあげています。
ソムポーン先生が祭壇にロウソク、お線香をあげています。
僧侶が亡き奥さんの冥福の読経をしています。
その間、参列者は合掌をしています。
読経の後は、僧侶にタンブン(寄進)をしています。
亡くなられた方の追善供養をしています。
法事が終わった後は、僧侶が食事をされました。
僧侶の食事の後は、参列者も食事が振る舞われていました。
本堂が法事のために使われたので、他の場所で
タンブン(寄進)が行なわれていました。
他のブログを見たい方は、クリックしてください。
2015年06月24日
『北海道へ行こう!チェンマイ高校生写真コンテスト』開催
今年で第2回目となる日タイ友好イベント天河の高校生
写真コンテストが、この前の日曜日(21日)にチェンマイ
大学アートセンターで開催されました。
このイベントは、二マーンへーミン通りの南側にある
チェンマイ大学アートセンターで行なわれました。
天河とは、
東日本大震災から早くも4年が経ちました。
「天河実行委員会」では日本の震災被災者、そして同じ年に
東日本大震災から早くも4年が経ちました。
「天河実行委員会」では日本の震災被災者、そして同じ年に
起こったタイの大洪水被災者への祈り、 支援者への感謝、
そして日タイのさらなる友好を深めるため、2012年3月に第一回
「天河-TENKAWA-」を、 2013年3月には震災の記憶を風化させず、
未来に向かって歩いていくために第二回「天河-TENKAWA-」を、
そして昨年度より「天河」を「日本とタイの文化友好イベントにより
一層育てていこう」という方向へと転換し、「北海道へ行こう!!
チェンマイ高校生写真コンテスト」が開催され、 今年度も昨年度に
引き続き「第二回:北海道へ行こう!チェンマイ高校生写真コンテスト」
が開催されます。 2013年にチェンマイ県と友好関係協定を締結した
北海道にて毎年行なわれている全国高等学校写真選手権大会
『写真甲子園』に、昨年度はチェンマイの高校生がオープン参加しまし
たが、今年度は新たに「第1回高校生国際交流写真フェスティバル」が
設けられ、 海外選抜校10校のうちの1校として参加することが決まり
ました。日タイ両国から共催者、後援者、協賛者などを募り、日本とチェン
マイ県の文化交流「TENKAWA /天河 2015」を継続的な日タイ友好イベン
トに育てていく予定とのこと。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
今日出演するラチャパット大学のメンバーです。
会場内には、高校生チームの優秀写真が展示してありました。
会場の外側では、おにぎりやコロッケなどを売っている屋台もありました。
会場では最初に、タイと日本の国歌の斉唱が行なわれた後、
チェンマイ県副知事の挨拶がありました。
続いて、青木チェンマイ総領事の挨拶がありました。
その次に奥野副実行委員長から挨拶がありました。
決勝に残った高校生5チームの紹介がありました。
その後、ターサイト学校の華麗な伝統舞踊が繰り広げられました。
レジナ女子学校の東北大地震の応援歌『花は咲く』の合唱がありました。
30分の休憩後、後半に入り、決勝に残った5チームの
プレゼンテーションがありました。
ラチャパット大学の勇壮な『よさこいソーラン節』がありました。
その後、5チームが再び、ステージに上がり、最終審査を待っています。
優勝した高校はプリンスロイヤル学校チームでした。
他のブログを見たい方は、クリックしてください。